逃げ得は許しません─。神奈川県警は、2019年に交通違反の長期未出頭者71人(男58人、女13人)を摘発し、うち60人(男50人、女10人)を道交法違反容疑で逮捕したと発表した。
通知書などによる再三の呼び出しにもかかわらず、出頭しなかったといい、県警交通指導課は「交通違反者を放置すれば、いずれ重大な事故を起こしかねない。責任を果たさせるために、徹底的に捜査する。逃げ得は決して許さない」としている。
同課によると、逮捕状を請求したのは82人で、うち11人は所在不明や県外に転居するなどしており、継続して捜査する。
逮捕状請求の理由となった違反種別では、「携帯電話使用」(23件)と「通行禁止」(21件)が半数を占めた。
出頭しなかった理由では、「反則金を払う金がなかった」「仕事が忙しく、出頭が面倒だった」などの身勝手な理由が目立った。中には「交通違反で逮捕されることはないと思っていた」、「いつか逮捕されるかもしれないとびくびくしていた」との回答もあった。
神奈川新聞社
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